一部の環境におけるログイン障害を修正しました

いつもご利用ありがとうございます。Feedeen運営者の伊藤です。

一部の環境においてFeedeenへのログインに失敗する現象が発生しておりましたので、1月24日早朝に修正を適用しました。すでに現象は発生しなくなっているはずですが、もし現象が継続している場合は後述の対処を行ってください。ご不便をおかけし、大変申し訳ございません。


現在もログインができない場合

とくにSafariの場合、修正後もログイン障害が継続することがあるようです。その場合は、お手数ですが feedeen.com のサイトデータを手動で削除してください。削除の方法は下記のページでご説明しております。

ログインできない時の対処方法
http://help.feedeen.com/faq/if-you-cant-log-in

Safari上でfeedeen.comのすべてのページを閉じたのち、上記の方法でサイトデータを削除し、Feedeenトップページよりログインしてください。正常にログインできるはずです。

サイトデータを削除すると、Feedeenの一部の設定(主に歯車メニューで設定できるもの)がリセットされますので、必要に応じて設定しなおしてください。お手数をおかけし、たいへん申し訳ありません。

以下は発生した障害についてのご説明です。とくに必要がなければ、ご確認いただかなくても問題ありません。


Chrome でのログイン障害について

先日公開されたGoogle Chromeの特定のバージョンにおいて、Feedeenにログインできない現象が発生しておりました。

具体的な現象としては、FeedeenにログインしてGoogleアカウントを認可しても、ログインしていない状態のFeedeenトップページに戻ってしまうというものです。発生バージョンが特定できたのはMac版(バージョン 97.0.4692.71)のみですが、Windows版やAndroid版でも発生していたはずです。

これは当該バージョンのみに存在するGoogle Chrome側の不具合のようで、現在公開されている最新版では修正されています。また、当該バージョンを使用したとしても、Feedeen側でも対処済みですので、現象は発生しません。

不具合の原因は、おそらくCookieのsamesite属性のデフォルト値が当該バージョンのみ変更されていたと考えております。後述のSafariの不具合を軽減するため、Feedeenではsamesite属性を省略していたのですが、その際に適用される値が変わってしまい、ログイン後のCookieが正しく保存できなかったようです。


Safari でのログイン障害について

Safari においては、以前から何度かログイン障害が発生しており、たいへんご迷惑をおかけしております。以前のバージョンではCookieのsamesite属性を指定しないことで現象が抑制できたのですが、最近のアップデートで挙動が変わったようで、再発しておりました。

具体的な現象としては、Feedeenにログイン後、ローディングアニメーション中にページの再読み込みを数回繰り返し、エラーダイアログが表示されるというものです(このダイアログはFeedeen側で現象を検知して意図的に表示しています)。実は現在も完全な対処方法がわかっていないのですが、ログイン後のリダイレクトを工夫することで発生条件をレアケースのみに限定しています。また、仮に発生したとしても、タブを閉じて別タブで開き直せば解消できるので、エラーダイアログにその旨を明記しました。

不具合の直接の原因は、IndexedDBというブラウザ内のデータベースが、特定の状況下で初期化できなくなってしまうことです。言い訳になってしまうのですが、Safariではこの機能が昔から不安定で、例えば最近話題となったSafari の情報漏洩も、IndexedDBの誤った動作が原因です。さらに今回、バージョンアップによって挙動が変化する可能性も明らかになりましたので、今後は新バージョンがリリースされたら速やかに動作確認を行うようにします。


今回はログイン障害という致命的な不具合を発生させてしまい、たいへん申し訳ありません。障害には可能な限り速やかに対処してまいりますので、今後ともFeedeenをよろしくお願いいたします。


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