スクロールマージンを指定する詳細フラグを追加

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。本年もFeedeenをよろしくお願い申し上げます。

さて、早速ですが、本日Feedeenの新バージョンを公開しました。今回の更新は今後予定しているDBストレージ容量削減の事前準備という目的が主となっており、機能的な変更はごく僅かです。新年最初の更新としては味気ないものとなっていますが、昨年末からストレージ容量が切迫し始めており、対策が急務となっておりますので、ご了承いただければ幸いです。


スクロールマージンを指定する詳細フラグ

まずは、唯一の機能追加である「scroll-margin」詳細フラグをご紹介します。これはキーボードショートカットなどでアイテムリストをスクロールさせる際のマージン(カーソルが上下の端から何行目まで来たらスクロールするか)の設定です。従来は2行に固定でしたが、最近は大きなディスプレイが普及してきたので、より大きな値の方が使いやすいかもしれません。

設定変更の方法で最も簡単なのは、詳細設定の「詳細フラグ」画面を使用する方法です。詳細フラグの一覧で「scroll-margin」を選択し、遷移した画面で設定値を変更、保存してください。

scroll-marginの編集画面

他にも、pref-scroll-marginというクエリーパラメータで一時的に変更することもできます。例えば、以下のURLでFeedeenを開くと、マージンが4行分になります。

https://www.feedeen.com/?pref-scroll-margin=4

また、設定値を非常に大きな値(1000とか)に設定すると、カーソルを画面中央に固定したままスクロールする挙動になります。こちらの方が使いやすい方も多いのではないでしょうか。ぜひ好みの設定値に変更してご利用ください。


DBストレージ容量の削減について

今回の更新の主な目的である、DBストレージ容量の削減(今回はその準備)についても少しご説明します。実は昨年末頃からDBストレージの空き容量が厳しくなってきており、現在その対策を進めています。

これまでは単純にストレージ容量を増やすことで対応してきたのですが、昨今の大幅な円安でコスト削減の努力がほとんど帳消しになってしまい(号泣)、これ以上ストレージを増やすことは難しい状況になっております。

そこで、ストレージコストを大幅に削減する方法として、アイテムデータのうち取得から一定期間経過したものをより安価なストレージ (Amazon S3) に圧縮して待避することを計画しております。これが実現すれば、当面の間は現在のコストでサービスを維持できるはずです。

デメリットは、古いアイテムデータへのアクセスが若干不便になることです。例えば、本文を表示するのにワンクリック必要になる、リンク先の表示に若干時間がかかるなどがあり得ます。まだ開発中のため確たることは言えませんが、可能な限り使い勝手を落とさないように工夫しておりますので、ご了承いただければ幸いです。

新年から少々景気の悪い話となってしまいましたが、厳しい情勢の中でもサービスを維持できるよう努力しておりますので、今後ともFeedeenをよろしくお願いいたします。


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