フィルタ設定のエクスポート機能を実装しました

いつもご利用ありがとうございます。Feedeen運営者の伊藤です。

本日、フィルタ設定をXML形式でエクスポートする機能をFeedeenに追加しました。独自形式なので他のサービスで読み込めるわけではないのですが、設定内容を残しておきたいという方がおられましたら、ご利用いただければ幸いです。

フィルター設定をエクスポートするには、詳細設定「フィルタ」画面の右下にあるドロップダウンから「エクスポート」を選択後、その右隣にある(→)ボタンをクリックしてください。すべてのフィルタ設定を格納したXMLファイルがダウンロードされます。

フィルタのエクスポート

エクスポートしたファイルの内容は、概ね以下のようなXML形式になります。

<filters>
  <filter name="フィルタ名">
    <conditions>
      <condition op="and" type="begins">[テキスト]</condition>
      <condition op="or" type="contains">[テキスト]</condition>
      <!-- ... -->
    </conditions>
    <actions>
      <action>allitems</action>
      <action>red</action>
      <!-- ... -->
    </actions>
  </filter>
  <!-- ... -->
</filters>

それぞれのタグの内容は以下の通りです。

filtersタグ
XML全体を格納するルートタグで、複数のfilterタグを格納するコンテナ。

filterタグ
ひとつのフィルタを定義するタグで、conditionsタグ、actionsタグをひとつずつ持つ。以下の属性を持つ。
  • name属性 : フィルタ名

conditionsタグ
複数のフィルタ条件(conditionタグ)を格納するコンテナ。

conditionタグ
ひとつのフィルタ条件を定義するタグで、内容のテキストはフィルタ条件のテキストがそのまま入る。以下の属性を持つ。
  • op属性 : 条件の種類で、以下のいずれかの値をとる
    • and(以下のすべてを満たす)
    • or(以下のいずれかを満たす)のいずれかの値を取る
  • type属性 : テキストをフィードアイテムのどの部分と照合するかを示し、以下のいずれかの値をとる
    • begins(〜でタイトルが始まる)
    • contains(〜をタイトルに含む)
    • contains_word(〜をタイトルに含む(単語))
    • contains_strict(〜をタイトルに含む(厳密))
    • ends(〜でタイトルが終わる)
    • url_begins(〜でリンク先URLが始まる)
    • url_contains(〜をリンク先URLに含む)
    • feed_begins(〜でフィードURLが始まる)
    • feed_contains(〜をフィードURLに含む)

actionsタグ
複数の振り分け先(actionタグ)を格納するコンテナ。

actionタグ
ひとつの振り分け先を定義するタグで、内容のテキストは以下のいずれか。
  • allitems : すべてのアイテム
  • filtered : フィルタされたアイテム
  • red : 赤スター
  • green : 緑スター
  • blue : 青スター
  • purple : 紫スター

簡単な説明で申し訳ありませんが、そこまで複雑な構造ではないので、概ね把握していただけるのではないかと思います。もし疑問点などありましたら、お問い合わせフォーム等でお尋ねください。

サービス終了にあたりご迷惑をおかけしておりますが、フィルタ以外も含めて、年内のうちに必要なデータのエクスポートをお願いいたします。

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