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Firefox拡張機能の新規開発を一時凍結します

Chrome 拡張による検索機能を公開した際の記事 で、 Firefox 拡張についても同様の機能を提供する旨を告知しました。しかし、 Firefox をご利用の方々にはたいへん申し訳ないのですが、本日はまったく逆のご報告をしなければなりません。諸般の事情により、検索機能を含めた Firefox 拡張の新規開発を、当面の間凍結することにいたしました。 凍結の主な理由は、 Mozilla から 新しい拡張機能 API (WebExtensions) が公開 され、従来の拡張機能の仕組みは廃止される方向となったためです。 WebExtensions は従来の API と互換性がなく、まったく異なる仕組みの上で拡張機能が動作することになります。検索機能を実現するためには Web ブラウザ上に多くのデータを保存する必要があり、それが WebExtensions への移行時に多くのトラブルを引き起こすと予想されます。このため、いったん拡張機能の開発を凍結し、 WebExtensions が実用段階に達するのを待って検索機能を再実装することにいたしました。 なお、あくまで新規開発の凍結ですので、現在公開中の拡張機能は今後もメンテナンスを続けます。安心してご利用ください。 WebExtensions が正式公開となる時期は明示されていませんが、関連の深い Electrolysis という機能のスケジュールから、おそらく 2015 年末〜 2016 年初あたりでしょう。開発作業や審査等の期間を考えると、 Firefox 拡張機能への検索機能のご提供は、早くて来年 2016 年の春頃となりそうです。ご提供が大幅に遅れることとなり、たいへん心苦しいのですが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

新規アイテムにマークを表示、指定日以前のアイテムをまとめて既読など

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いつも Feedeen のご利用ありがとうございます。昨晩アプリケーションを更新し、以下の追加・変更を行いました。 新規アイテムにマークを表示 「重複アイテムを自動で既読」の挙動を変更 指定日以前のアイテムをまとめて既読 表示モードの指定をメニューからボタンに変更 ツールバーなどを隠す サポートする動作環境の変更について それぞれ簡単にご紹介します。 新規アイテムにマークを表示 はじめて表示するフィードアイテムに青いドットが表示され、簡単に識別できるようになりました。更新を行った際に新しく追加されたアイテムがわかりやすくなり、どこまで読んだかの目安にもなるでしょう。 デスクトップ版一覧表示での新規アイテムの表示 モバイル版での新規アイテムの表示 デスクトップ版の展開表示の場合は、タイトル部分の背景全体が青くなります。 デスクトップ版展開表示での新規アイテムの表示 この機能は、前回追加した「重複アイテムを自動で既読」の仕組みを応用して実現しています。そのため、一部のブラウザ(iOSのサードパーティブラウザなど)では動作しない、表示の履歴は一週間程度で破棄される、等の制限があります。制限の詳細はヘルプ「 重複アイテムを自動的に既読にするには 」をご覧ください。 「重複アイテムを自動で既読」の挙動を変更 新規アイテムマークの表示の伴い、「重複アイテムを自動で既読」の挙動も微妙に変更しました。これまではフィードリストを読み込んだ際に一括で重複判定と既読の処理を行っていましたが、今回からは、そのアイテムが実際に表示されたタイミングで行うようにしました。 表示範囲外で知らないうちに既読に変更されることがなくなるので、一般的には好ましい挙動のはずですが、表示されてから既読に変更されるまでに僅かなラグがあるという欠点があります。これが気になる場合はぜひご意見ください。なんらかの対処を検討します。 指定日以前のアイテムをまとめて既読 「すべて既読」ボタンの右端にメニューを表示する▼マークを追加し、既読にする範囲をいくつかの選択肢から選べるようになりました。 デスクトップ版の既読メニュー モバイル版・タブレット版でも、「表示中の全アイテムを既読にする」の横に同様のメニュー...

最新版が適用されない不具合を修正しました

いつも Feedeen をご利用いただき、ありがとうございます。 多くの環境において、モバイル版・タブレット版に対する 先日の更新 が適用されないという不具合が発生しておりましたので、急遽修正を行いました。「重複アイテムを自動で既読」や「タイトルバーの固定表示」等の新機能が利用できない状況が解消されております。 不具合の影響を受けた皆様、たいへん申し訳ありませんでした。動作確認の方法を再検討するなどして、再発防止に努めます。今後とも Feedeen をよろしくお願いいたします。 以下、不具合の詳細です。 不具合の内容 多くの環境において7月23日のモバイル版・タブレット版に対する更新が適用されず、新機能等が利用できない状況が続いておりました。従来の機能は問題なく利用できたと思われます。また、デスクトップ版に対する影響はありません。 不具合の原因 不要になったアイコンファイルの削除をオフラインキャッシュ用の設定ファイルに反映することを怠ったため、オフラインキャッシュ全体が更新されない状態となっておりました。結果的に、オフラインキャッシュを使用しているモバイル版・タブレット版の更新が適用されていませんでした。 さらに悪いことに、動作確認をオフラインキャッシュを無効にした環境で行っていたため、不具合に気づくのが大きく遅れることとなりました。 対処の内容 オフラインキャッシュから存在しないファイルのエントリを取り除き、アプリケーションを再度更新しました。 今後はオフラインキャッシュも含めて動作確認を行うようにいたします。

重複したアイテムを自動的に既読にできるようになりました

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いつも Feedeen のご利用ありがとうございます。昨晩アプリケーションを更新し、以下の機能を追加・修正しました。 「重複アイテムを自動で既読」を追加 モバイル版・タブレット版にタイトルバーの固定表示の追加 デスクトップ版の後続アイテムの読み込みのタイミングを調整 いくつかのアイコンの Retina 対応と、それに伴うUI変更 それぞれ簡単にご紹介します。 重複アイテムを自動で既読 ユーザーの皆様がフィードを効率的に閲覧できるようにする、これは Feedeen の最も重要な目標のひとつです。これを実現するため、フィードアイテムのフィルタやキーボードショートカットなど、多くの機能を追加してきました。 そして今回新たに、「重複アイテムを自動で既読」機能を実験的に追加しました。この機能を有効にすると、以前表示したことがあるアイテムとURLやタイトルが同じアイテムを自動的に既読にします。 重複アイテムを自動で既読 この機能はデフォルトでは無効になっているので、利用するには設定が必要です。デスクトップ版の場合は、設定メニューで「重複アイテムを自動で既読」にチェックを入れてください。 デスクトップ版での有効化方法 モバイル版・タブレット版の場合は、設定パネルで「重複アイテムを自動で既読」を「有効」に切り替えてください。 モバイル・タブレット版での有効化方法 ただし、この機能はWebブラウザ側の JavaScript で処理されているため、現在のデバイスで表示したアイテムしか重複判定の対象にならないなど、いくつかの制限があります。詳細については、「 重複アイテムを自動的に既読にするには 」をご参照ください。 重複判定のアルゴリズム等も現在はいささか柔軟性に欠けるので、より実用的になるよう、今後も改良を重ねていきます。 タイトルバーの固定表示 モバイル版・タブレット版のタイトルバー(画面上部にある、閲覧中のフィード名が表示されるバー)は下にスクロールすると自動的に隠れるようになっています。表示面積を有効活用するための仕様ですが、画面が広い最近のスマートフォンでは、むしろ邪魔に感じる場面も多いようです。 そこで、タイトルバーを隠す動作を無効にし、常に表示できるようにしました。切替方法は簡単で...

アイテムリスト全体の表示倍率調整を実装しました

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私事ですが、先日 ZenFone 2 を買いました。これまで使っていた iPhone 5s よりもだいぶ画面が大きくなり、 Feedeen も情報量が増えてさぞ使いやすいだろうと期待したのですが・・・。 表示倍率変更前 あれ...あまり変わらない? 画面とともにフォントも大きくなってしまっていて、情報量はほとんど変わらず。Webページの表示サイズはデバイス側がわりといい感じで調整してくれると思っていたのですが、あまりあてにできないようです。 大画面スマートフォンが主流になりつつある昨今、これはなんとかしなければ。ということで、急遽モバイル版・タブレット版の設定パネルに「表示倍率」の設定を追加し、アイテムリスト全体のスケールを 50% 〜 150% の間で自由に調整できるようにしました。 表示倍率の調整 これで ZenFone 2 側の表示倍率を調整してやると... 表示倍率変更後 これだよ、私の求めていたものは(笑) 実際に使ってみてわかったのですが、フォントサイズがユーザビリティに与える影響はとても大きいですね。私はわりと情報量重視なので、 iPhone 5s でもフォントを少し小さめにして使っています。もう元のフォントサイズには戻れません。 従来からある本文のフォントサイズ調整(小・中・大の 3 段階)も残してあるので、本文のみフォントサイズを大きくすることも可能です。皆様もぜひ、好みのサイズに変更して使ってみてください。 Android 4.0 以前をお使いの方へ たいへん申し訳ないのですが、今回の変更は Android 4.1 以降でサポートされた機能を利用しており、 Android 4.0 以前の標準ブラウザではおそらく表示がおかしくなります( Chrome  を使っている場合は問題ありません)。 もし Android 3.x や Android 4.0 の標準ブラウザでご利用の方がおられましたら、 お問い合わせフォーム にてお知らせください。動作確認にご協力いただければ、少なくとも従来の機能はサポートしたいと考えております。

フィードアイテム検索の再設定をお願いします

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1ヶ月ほど前、 Chrome拡張を利用したフィードアイテムの検索機能 を公開させていただきました。その後は利用料金のお支払い期限への対応などもあって少々間があいてしまいましたが、本日 Chrome 拡張の新バージョンを公開し、検索関連のいくつかのバグ修正や安定性の向上、 Firefox への移植に向けた変更などを実施しました。 その結果として、たいへん申し訳ないのですが、ブラウザ側に保存するデータの互換性が失われてしまい、 Google Drive からの再取得が必要となってしまいました。ご利用いただいている皆様にはお手数をおかけしますが、下で説明する操作を行い、データの再取得をお願いいたします。 まず、 Chrome 拡張が新バージョンに更新されていることをご確認ください。アドレスバーに chrome://extensions と入力し、 Feedeen 拡張のバージョンが 3.3 になっていれば更新済みです。更新されていない場合は、少し日にちをおいてからご確認ください。 拡張のバージョン確認 データを再取得する方法は、最初に検索を有効化したときの操作と同じです。 Feedeen デスクトップ版の右上にある虫眼鏡アイコンをクリックしていただき、ダイアログで「検索機能を有効にする」のボタンをクリックしてください。 検索機能有効化のダイアログ これで、 Google Drive からのデータの取得が始まります。進捗が検索窓の下に表示されますので、進捗表示が消えるまでブラウザを開いておいてください( スリープを禁止しておくことをお勧めします )。 進捗表示 なお、前のバージョンにおいてデータ取得時にボトルネックとなっていた JS による圧縮展開処理は、 Native Client を使用することで大幅に高速化されています。 Google Drive API の帯域制限の問題はあるものの、取得にかかる時間と CPU 占有率はだいぶ完全されているはずです。 その他の変更 Chrome 拡張とともに Feedeen 自体も更新し、以下の変更を行いました。 デスクトップ、モバイル、タブレット共通 アイドル状態の CPU 占有率を改善しました。とくにモバイルデバイスにおいては、電池消費が改善されます。 フィ...

全ユーザーの利用期限を2週間延長しました

去る14日、有料化前からご利用の皆様のお支払い期限を迎えました。予想していたよりも多くの方々にご継続いただきまして、サーバーの維持にはじゅうぶんな資金を確保することができました。多少であればサーバー増強の余裕もできましたので、今後の機能追加に役立てていきたいと考えております。ご継続くださった皆様、ありがとうございます! さらに、「期限を過ぎてしまったが継続したい」というご連絡も複数の方々からいただきました。その対応も兼ねまして、表題のとおり全ユーザー(ご継続くださった方々、およびまだ支払期限前の方々)の利用期限を2週間延長いたしました。期限後に利用継続を希望してくださった方も同様に延長し、その間に支払いをしていただこうというわけです。 有料化前からご利用の方の場合、継続手続き後に 2016/5/14 になったものが、さらに2016/5/28 に延長されています。僅かな期間ではありますが、念のため 詳細設定 > アカウント でご確認ください。 利用期限が経過した方でも、今なら従来のデータを引き継いでの継続が可能です。支払いを忘れていたという方は、 お問い合わせフォーム より早めにご連絡ください。また、継続するつもりがなくても、例えばデータのエクスポートを忘れていたという理由でもかまいません。基本的に希望があれば1回に限り延長しますので、遠慮なくどうぞ。